不定期刊行物 Sinfonica研究叢書No.11
空間情報科学のパイオニア
-東京大学空間情報科学研究センターの研究 1998~2003-当財団は、東京大学空間情報科学研究センターと、地理情報と統計情報の複合利用法についての共同研究を行っている。
本書は、東京大学空間情報科学研究センターの、空間情報解析部門、空間情報システム部門、時空間社会経済システム部門の各部門ごとの成果を紹介したもの。
著作: | 岡部篤行、宮崎千尋、有川正俊、浅見泰司、柴崎亮介、八田達夫、伊藤香織、瀬崎薫、丸山祐造 |
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規格: | B5判、135ページ |
発行: | 平成16年4月30日 |
価格: | 1,650円(税込) |
もくじ
第1章 空間情報科学研究センターのフロンティア開発5年間
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- 1.1空間情報科学研究センターのフロンティア開発5年間2
第2章 空間情報解析部門の研究成果
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- 2.1空間情報解析部門8
- 2.2空間情報解析と都市計画・環境9
- 2.2.1都市計画のためのツール9
- 2.2.2表示ツール9
- 2.2.3伝達ツール10
- 2.2.4分析ツール12
- 2.2.5手段ツール18
- 2.2.6計画単位ツール20
- 2.2.7規則ツール21
- 2.2.8都市計画ツールと空間情報科学25
- 2.3都市居住のグローバルな表現27
- 2.3.1アーバナイジング・ワールド27
- 2.3.2都市空間情報の取得とビジュアライズ29
- 2.3.3ポピュラスケイプ・プロジェクト31
- 2.3.4おしまいに34
- 2.4GISを用いた『日向』『日影』地名の立地の解析42
- 2.4.1はじめに42
- 2.4.2データと解析方法43
- 2.4.3関東・中部地方の『日向』『日影』地名の立地傾向43
- 2.4.4『日向』『日影』地名の特徴による関東・中部地方の区域区分47
- 2.4.5おわりに54
第3章 ユビキタス社会におけるLBSのための基盤技術
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- 3.1ユビキタス社会におけるLBS58
- 3.2LBSを支える周辺技術61
- 3.2.1通信+コンテンツ融合を補完するもの61
- 3.2.2周辺状況を得る技術65
- 3.2.3利用者自体の移動や動作を読み取る技術70
- 3.2.4コンテクスト, 利用者の行動パターンからニーズを読み取る技術73
- 3.3LBSを支えるネットワーク77
- 3.3.1アドホックネットワークとLBS77
- 3.3.2位置情報のネットワーク制御への利用77
- 3.3.3位置情報を用いたアドホックネットワークの制御78
- 3.3.4モビリティモデルと位置予測84
- 3.3.5アドホックネットワーク省電力化85
- 3.3.6センサネットワークの省電力化87
- 3.4空間コンテンツ融合89
- 3.4.1現実空間とサイバー空間の隔離と融合89
- 3.4.2映像を対象とした空間コンテンツ融合91
- 3.4.3文書を対象とした空間コンテンツ融合97
- 3.5まとめ102
第4章 時空間社会経済システム部門の研究成果
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- 4.1時空間社会経済システム部門106
- 4.2時容積率緩和の便益:一般均衡論的分析108
- 4.2.1はじめに108
- 4.2.2集積の利益を含む生産関数109
- 4.2.3生産関数の測定109
- 4.2.4容積率緩和の効果の一般均衡分析110
- 4.2.5一般均衡モデル111
- 4.2.6容積率緩和の効果の測定結果の測定結果113
- 4.3ヘドニック型価格指数へのリッジ回帰推定量の適用118
- 4.3.1イントロダクション118
- 4.3.2既存のヘドニック価格指数120
- 4.3.3多重共線性と新たなリッジ回帰推定量124
- 4.3.4滑らかな接続に接続する指数129
- 4.3.5今後の課題135