不定期刊行物 Sinfonica研究叢書No.13
人文社会科学の空間情報科学
当財団と東京大学空間情報科学研究センターによる、地理情報と統計情報の利用に関する共同研究の成果をまとめたもの。
本書では、東京大学空間情報科学研究センターの「人文社会科学のための空間情報科学」プロジェクト（平成10年～16年３月）の総括として開催されたシンポジウムにおける、５つの研究班（経済・経営、人文地理、考古学、空間データ取得、空間データ管理・表示）の研究成果発表の概略と、同プロジェクトにかかわる国際的に著名な研究者による講演の概要を紹介。
| 著作： | 岡部篤行、貞広幸雄 |
|---|---|
| 規格： | B5判、161ページ |
| 発行： | 平成17年3月31日 |
| 価格： | 1,571円（税込） |
もくじ
第1章 各研究班による発表
-
- 1.1経済・経営班2
- 1.2人文地理班11
- 1.2.1千葉県松戸市における眼科医院への近接性の測定：精度の検証について11
- 1.2.2高精度の用地評価に関する一考察18
- 1.2.3明治期および昭和初期地形図に基づいた人口分布推定25
- 1.3考古学班36
- 1.4空間データ取得班73
- 1.5空間データ管理・表示班84
第２章 招待講演者による発表
-
- 2.1GIS,社会科学理論,研究方法の統合100
- 2.2社会経済過程の探索的時空間データ分析116
- 2.3野外調査の生中継：研究室と野外の研究支援126
- 2.4ミクロな地理データを使った地域特化の実証145
- 2.5集中対応モデリングの空間分析的方法：方法と道具150