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おとしよりの健康と暮らしを 考えよう

下のグラフは過去百年間の日本人の平均寿命の変化のようすを表したものです。 どのような事がわかりましたか。話し合ってみましょう。

日本人の男女別平均寿命のうつりかわり

(簡易生命表・厚労省統計情報部資料)






下のグラフは70歳以上の日本人の人口の50年間の変化を表したものです。
  のグラフと関連づけて気づいたことを発表し,まとめてみましょう。


70歳以上の日本人の男女別人口のうつりかわり

(総務省統計局資料)


     このグラフは5年ごとのようすを表しています。5年ごとに前の年次の調査データとくらべた割合を計算して, 下の表に書き入れてみましょう。

例:1955年は1950年とくらべて何%にあたりますか。男の場合を計算してみます。 1109(人)÷933(人)×100=118.86…  約119%になります〕





     上のデータから5年ごとにどのような割合になっていると言えるでしょうか。 また男と女の割合をくらべてみましょう。





    

次の(ア)と(イ)のグラフを見てどのようなことがわかりますか。 おとしよりの健康について話し合ってみましょう。


(ア)おとしよりの医者などにかかったようす

1995年に医療機関を利用した65歳以上の人数 8,512,000人

(厚労省統計資料 1995年)
(イ)おとしよりの日常活動のようす

(東京都老人総合研究所1982年調べ)

①聴力(ちょう)  ②視力  ③移動  ④食事  ⑤排泄(はいせつ)  ⑥入浴  ⑦着脱衣

⑧会話  ⑨日常生活(外出等)



「やや低下」は移動など介護が必要
「非常に低下」は全面介助が必要,日常生活は寝たきりに近い状態
(60歳以上の老化度調査)



下のグラフは,5つの国で,おとしよりの子どもや孫とのつきあい方を,調べたものです。それぞれの意見のちがいや日本のおとしよりの考え方をまとめてみましょう。 また,みなさん自身はどう考えていますか。発表し合いましょう。







子どもや孫とのつきあい方しらべ(1995年調べ)
いつもいっしょに生活できるのがよい
ときどき会って食事や会話するのがよい
たまに会話するていどでよい
まったくつきあわずに生活するのがよい
(総務省高齢社会対策室 高齢者の生活と意識に関する国際比較)