つくる

わすれものしらべ

(1)ねらい

○学級の忘れ物調べの表やグラフから,忘れ物をする人の多いことを読みとらせる。

そこで,忘れ物の問題点をつかみ,これから忘れ物をなくして,学習効果をあげるために, 日ごろの細かな注意と自分にあった工夫をし,それを実践していくための手だてとする。

○学級の忘れ物しらべの表から簡単な絵グラフに表すことができる。



(2)指導上の留意点

○忘れ物のない児童の工夫している点や努力している点を見つけさせながら, 自分に合った忘れ物をなくす方法を考えさせる。

○忘れ物をすることによって起こる迷惑と不利なことをつかませたい。

○忘れ物は,簡単にはなくならないが,なくすように努力すればなくせることを気づかせたい。

○少しの進歩でも認めてあげ,全員の前で,個々を褒め称えながら意欲づけるようにしたい。

○表やグラフにまとめると,見やすくなることに気づかせる。

○縦軸,横軸の目盛りや多い順に並べたことに着目させ,読み取りやすいことに気づかせる。

○題,基線(0線),単位,調査年月日,調査対象,調査人数などは,必ず記入すること, また「その他」(ハンカチ,はちまき,連絡帳,ぞうきん)や「複数回答」なども指導する。