[地域メッシュの区分方法]

 総務省統計局をはじめとする国の行政機関が作成している 地域メッシュ統計の主なものは、「統計に用いる標準地域メッシュ及び標準地域メッシュ・コード(昭和48年7月12日行政管理庁告示第143号)を使用して作成されています。

 この告示では,統計に用いる標準地域メッシュを,「基準地域メッシュ」,「分割地域メッシュ」及び「統合地域メッシュ」の3種類と定め,各地域メッシュの区分方法とメッシュ・コードの表示方法を規定しています。

 基準地域メッシュは,第1次地域区画を基に区画されます。第1次地域区画は,緯度を40分間隔,経度を1度間隔に区分した区画です。これを縦横に8等分した区画が第2次地域区画,さらにこれを縦横に10等分した区画が基準地域メッシュ(第3次地域区画)となります。

 上記説明を図解したものがこちらにあります。

区画の種類 区分方法 緯度の間隔 経度の間隔 一辺の長さ 地図との関係
第1次地域区画 全国の地域を偶数緯度及びその間隔(120分)を3等分した緯度における緯線並びに1度ごとの経線とによって分割してできる区域 40分 1度 約80km 20万分の1地勢図(国土地理院発行)の1図葉の区画
第2次地域区画 第1次地域区画を緯線方向及び経線方向に8等分してできる区域 5分 7分30秒 約10km 2万5千分の1地形図(国土地理院発行)の1図葉の区画
基準地域メッシュ (第3次地域区画) 第2次地域区画を緯線方向及び経線方向に10等分してできる区域 30秒 45秒 約1km  
2分の1地域メッシュ 基準地域メッシュ(第3次地域区画)を緯線方向,経線方向に2等分してできる区域 15秒 22.5秒 約500m  
4分の1地域メッシュ 2分の1地域メッシュを緯線方向,経線方向に2等分してできる区域 7.5秒 11.25秒 約250m  
8分の1地域メッシュ 4分の1地域メッシュを緯線方向,経線方向に2等分してできる区域 3.75秒 5.625秒 約125m  


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