モンゴル国家統計局支援事業
(公財)統計情報研究開発センター  
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     はじめに

◇ 経緯

 (公財)統計情報研究開発センターは、統計に関する技術提供・研修、国際会議、及び国際交流に対して積極的な支援・協力を行っています。また、(独)国際協力機構(JICA)の法人コンサルタントにも登録されています。
 特に、モンゴル国家統計局との間では、両国の社会経済開発の基盤としての政府統計の分野における協力プログラムを確立するため、2005年9月に統計支援に関する協定を締結しました。


◇ モンゴル国家統計局支援事業の概要

 2005年9月8日、(財)統計情報研究開発センター(当時)(Sinfonica)とモンゴル国家統計局(MNSO)は、ウランバートルにおいて両国の社会経済開発の基盤としての政府統計の分野における協力プログラムを確立するため協力協定を締結しました。
 この協力協定は、3ヶ年事業として、(1)毎年、統計視察団を2機関間で交換すること 、(2)MNSOの中央・地方の統計職員のための統計セミナーをウランバートルにおいて開催すること、及び、(3)政府統計分野の進展に関する情報交換を行うこと の3点を規定しました。
 これにより、毎年1週間程度、MNSOから視察団(2名の幹部職員)を受け入れ、政府関係機関等の協力を得て国内研修を行うこと、また、毎年1週間程度、Sinfonicaから視察団をモンゴルに派遣し、MNSO側の要望に沿ったテーマによるセミナーの開催と意見交換等を行うこととしました。
 その後、2009年6月2日に、SinfonicaとMNSOは、上記(1)〜(3)の規定に加えて、(2追記)統計セミナーへの地方職員の十分な参加を確保するために、地方において開催する可能性を探ること 、また新たに (4)協力を広げるため、政府間プロジェクトの実現を目指すよう努力すること を加えて、本協力プログラムを3ヶ年延長する協定を締結しました。
 また、2012年10月31日には、(1)〜(4)の規定に加えて、(5)統計に関する文献を交換すること 等を加えて、再度、本協力プログラムを3ヶ年延長する協定を締結しました。
 さらに、2017年2月13日には新たな協定を締結し、次のことを実施することとした上で、本協力プログラムを5ヶ年延長しました。

(1) 両機関間で2、3名の統計視察団を交換すること
(2) 統計調査・研究を含む政府統計の分野の進展に関する情報を交換すること
(3) 統計に関する文献を交換すること
(4) 統計データの普及と研究の分野において、日本に留学中のNSO職員をSINFONICAでの実地訓練に参加させるよう努めること
(5) 協力の拡大に努めるとともに、JICAのような公的プロジェクトの実施を通じて活動を拡大するあらゆる機会を探求すること

 なお、2017年2月9日に日本の総務省統計局(SBJ)とMNSOの間で二国間交流の覚書が交わされたことにより、2017年度以降は、SBJとMNSOの二国間交流を主軸として、当財団は側面支援にまわり、SBJと協同して視察団招聘等を引き続き実施しています。


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