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アフリカ諸国統計職員招聘事業(金丸三郎記念国際交流事業)

はじめに

 公的統計に携わる政府職員の統計能力向上は、個々の国家だけでなく世界全体にとっても非常に重要ですが、特に開発途上国では政府統計職員に対する研修の機会は十分とは言えません。当財団では、民間の立場から、開発途上国、特にアジア諸国における政府統計職員への研修に貢献し、公的統計の発展に資することを目的として、総務省及び外務省の後援・協力を受けて、アセアン・南アジア統計職員招聘事業(石橋信夫記念国際交流事業)を2018年度から実施しています。
 アフリカ諸国統計職員招聘事業は、このアジア諸国を対象とした事業において初期の目的が達成できたことから、同様の事業をアフリカ諸国を対象として実施することとし、総務省及び外務省の後援・協力を受けて、2022年度に開始したものです。  本事業は、当財団設立に際して、大和ハウス工業株式会社創業者の故石橋信夫氏とともに多大な貢献をされた、当時参議院議員で国務大臣総務庁長官、鹿児島県知事などを歴任されていた金丸三郎氏の遺徳を記念し、「金丸三郎記念国際交流事業」として実施しています。



事業の実施概要

〇 2022(令和4)年度

事業の期間・参加国

 2022年度は、エチオピア、モーリシャス、タンザニア本土、タンザニア・ザンジバル、ザンビアから各1名の研修生を招聘し、2023年3月7日(火)~3月17日(金)に研修を実施しました。

事業の内容

 第1回目の本年度は、国勢調査をはじめとする人口社会統計の分野を中心として、我が国の国・地方における公的統計の作成、提供、利活用などに関する研修を実施しました。
 地方視察では、京都・奈良・名古屋を訪れ、奈良県庁で地方における統計業務の実態の説明を受けるとともに、ダイワハウスグループみらい価値共創センター「コトクリエ」を見学しました。名古屋では、トヨタ産業技術記念館を見学しました。

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    ①総務省統計局長表敬時の記念撮影

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  • 写真2

    ②研修生によるプレゼンの様子


  • 写真3

    ③奈良県庁訪問

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  • 写真4

    ④修了式後の記念写真

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