統計と情報の専⾨誌「エストレーラ」 ESTRELA 参考

オートシェイプで作図した線を印刷すると、ディスプレイ上で見たときと違って、ずれることがあります。そこで、散布図を利用して線を引くと、グラフの純正部品なので、ずれることがありません。
2004年４月号で紹介した「チャートラベラーV1」マクロに、散布図を利用した汎用線引き機能「チャートライナー」を追加して、「チャートラベラーV2」ができました。
「チャートラベラーV2」マクロをダウンロードして、ぜひお試しください。

動作環境：

Excel2002 ＋ Windows XP

操作方法：

1. 下のアドインファイルをダウンロードします。
2. エクセルの「ツール」―「アドイン」でダイアログボックスを開き、参照ボタンをクリックして、ダウンロードしたアドインファイル(chart_labeler_v2.xla)を選択すると、ファイルが「有効なアドイン」ボックスに追加されます。これでExcelへの登録は完了です。
3. グラフが選択された状態でExcelのツールバーを開き、「チャートラベラーV2」をクリックします。
4. 画面の指示に従って入力し、ラインデータ範囲を指定すると、ラインを描くことができます。
   また、ラインを削除する際は、グラフウィザードで系列の削除を実行してください。
   なお、マクロの「HELP」に、概要、利用法、利用例などが掲載されていますので、参考にしてください。
5. 「チャートラベラーV2」は、「チャートラベラーV1」の機能をすべて備えています。すでに「チャートラベラーV1」をご利用の方は、次により「チャートラベラーV1」を削除してください。

   「チャートラベラーV1.00」の削除方法：

   「ツール」－「アドイン」－「有効なアドイン」ボックスで、「Chart_Labeler_V1」の左側についているチェックをはずします。Excelを再起動した後は、ツールバーのメニューから「チャートラベラーV1.00」が消えています。