シンフォニカ統計GIS研究助成2026年度 実施要領
公益財団法人 統計情報研究開発センターは、各種統計情報を地理情報システム(GIS)上で利活用する「統計GIS」の進歩、発展に寄与するため、統計GISについての理論、技術開発、応用、社会実装等に関する研究に対し、助成を行う。
目的
統計GISに関連する各種の研究を助成し、もって、統計GISの進歩、発展に寄与する。
名称
「シンフォニカ統計GIS研究助成」
対象
- 助成の対象者は、原則として、統計GISに関連する研究を行う若手研究者(個人又はグループ)とする。研究代表者の年齢は、2026年4月1日において45歳未満とする。
- 助成の対象は、統計GISに関わる研究(研究のためのソフトウェア等の開発を含む)又はその教育・普及に関わる研究とする。ただし、営利を目的とする研究又は既に完了している研究は助成の対象としない。
なお、対象となる統計情報には、小地域統計のほか、個票データ、ビッグデータ及び非集計データを含む。一方、標高等の計測による地理・環境情報は除く。ただし、これら計測データを統計情報と組み合わせて統計的解析に資する場合は対象とする。 - 原則として1年程度で成果が期待できる研究であること。
ただし、1年以上を要する場合(最長3年とする)には、申請書に時期(期間)を含め具体的に計画を明記すること。 - 助成を申請する研究に関して、他の機関から助成金を受けている場合及び申請中の場合にも選考の対象となる。ただし、申請書にその旨を明記すること。
助成方法
- 助成対象者に研究助成金を支給する。
- 助成額は原則として1件100万円以内とし、2026年3月に支給する。
助成件数
2~4件程度
申請手続
以下の要領により、提出書類を事務局宛に送付する。
-
提出書類
当財団所定の申請書(以下からダウンロードし、必要事項を記入)
「 Word形式(26KB)
」 「 PDF形式(175KB)
」
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提出形式
電子ファイル(PDF形式)
※ただし、やむを得ない場合は、書面(紙媒体)も可とする。 -
提出方法
E-mail
※ただし、やむを得ない場合は、郵送も可とする(レターパック等の追跡可能な方法を推奨)。 -
受付期間
2025年10月1日(水)-11月30日(日) 必着
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提出先
gisaward(at)sinfonica.or.jp
※ (at) は @ に置き換えてください。
郵送の場合:
〒101-0051 東京都千代⽥区神⽥神保町3-6 能楽書林ビル5階
公益財団法⼈ 統計情報研究開発センター
統計GIS活動奨励賞・研究助成事務局 宛
※E-mailのタイトル又は封筒の表に「統計GIS研究助成申請」と明記すること。
選考
- 当財団に置かれた選考委員会が、提出された申請書に基づき、審査・決定する。
- 本年度の選考委員は次のとおり。
委員長 村山祐司 (筑波大学名誉教授) 委 員 浅見泰司 (東京大学執行役・副学長/大学総合教育研究センター長/空間情報科学研究センター特任教授) 角本 繁 ((株)DiMSIS研究所代表取締役/元東京工業大学特別研究員) 高阪宏行 ((特非)地理情報技術研究所理事長/日本大学名誉教授) 貞広幸雄 (東京大学大学院情報学環・学際情報学府教授) 駒形健一 ((公財)統計情報研究開発センター理事長) 會田雅人 ((公財)統計情報研究開発センター専務理事) - 選考結果は2026年1月下旬に応募者に通知し、助成金交付決定通知書を交付する。また、2月末に当財団HP上にて助成対象者を公表する。
- 採否の理由に関する問い合わせには応じない。
研究結果等の報告
- 助成金受給者は、研究終了後原則2か月以内に、所定の書式により研究成果及び助成金の使途内訳(決算)を報告しなければならない。
ただし、研究に1年以上を要する場合には、上記に加え、1年を目途に研究の進捗状況を報告しなければならない。 - 研究成果の発表に際しては、「シンフォニカ統計GIS研究助成による」旨を付記するものとする。
- 研究成果の一般向け紹介記事の執筆を、当財団機関誌『ESTRELA』で求めることがある。
問い合わせ先
公益財団法⼈ 統計情報研究開発センター統計GIS活動奨励賞・研究助成事務局
gisaward(at)sinfonica.or.jp
※ (at) は @ に置き換えてください。